TOP > 最新医療情報特集 > 第1回 患者様の待ち時間の軽減をはかる動き [ 株式会社NOC ]
患者が受診するにあたっての待ち時間の長さは、ニ次要因として、院内感染の心配を訴える保護者からのクレームや、問い合わせに対応するスタッフが手間を取られてしまうというような問題を少なからず引き起こしていました。そういった問題を解決するべく登場した「予約システム」というカテゴリーにおいて、現在のように携帯電話やインターネット環境が普及する以前は、気軽に携帯端末から順番を取っておけるようなものはなく、アナログの電話回線を利用した昔ながらの日時指定型の自動音声応答による電話受付システムが主流でした。
この、初期の電話予約システムでは、音声応答する為の専用ハードウェアが必要な上、予約用として新たに専用の電話回線を用意しなければならず、導入費用も相当な高額であったと聞いています。それほど高価なシステムであっても、導入されている医療機関様も多数存在していました。言い換えてみれば、当時から患者の待ち時間に対する負担をなんとか軽減してあげたいという現場の意識があったという事も確かです。
昨今、医療現場の末端にまでIT化の波が押し寄せ、手軽に使えるWEB予約システムが一般化してきた事で、そういった問題が軽減されるという状況を、私も体験してきました。また、IT分野での需要が高まるにつれ、多種多様な予約システムが各メーカーより提案されることで選択肢の幅が広まり、様々な現場、地域に適合した予約システムを選択できるようになってきたことも、予約システム導入件数が一気に急増している要因であろうと考えられます。
予約システムを販売する立場から申しますと、患者様へのサービス向上という目的が第一、併せて院内の業務効率化を重視して、予約システムを導入される医院様が増えてきているように感じます。個人的には、IT化の名の下に全てをオートメーション化することで、業務効率化へのメリットが大きい反面、少なからずデメリットになる部分もあると考えています。
例えば年配者への対応、デジタルメディアに対する世代間の格差といった事柄です。システムを販売する上で、そういった要因も併せてご説明することはもちろん、院長やスタッフの方々と打合せしながら医療現場での動線や、的確な対応といった実際の運用面をふまえた提案を心がけています。
医療機関、施設の情報を、利用者がインターネットで閲覧できるように、と厚生労働省からの指導がされていますが、これに対応する医院が増えて来ています。こうした医院様に対して、ホームページを無料で出来る検索サイトを提供出来れば、と考え今回関連会社ジーワークスと企画致しまして、全国の医療機関が網羅された、「病院、医療情報サイト・クリニッくん(くりにっくん)」を立ち上げました。
最近は、目的の医院をホームページで医院情報を閲覧、行きたい病院に通院する機会が増えてきています。近くで便利な医院だが、情報が無い、或いは乏しいので不安、と言う様にホームページが、患者の医療機関を選択するツールとして利用されています。
ホームページでの情報発信と予約システムと言う2つのキーワードが患者様へのサービスとして、これからの医療機関には必須項目と言えるでしょう。
ホームページを持たれていない医院様やすでにオリジナルホームページを持たれている医院様にも、全国の医療機関が網羅された、病院・医療情報サイト「クリニッくん」が医院の情報発信、医療サービスに寄与できればと考えています。
株式会社エヌオーシー
プランナー 森本博行
株式会社エヌオーシー -- 医療機関向け予約システム販売・サポート -- 〒534-0025 大阪市都島区片町2-10-16ビービーエス京橋ビル3F TEL:06-4800-6552 FAX:06-4800-6957 URL:http://www.j-noc.co.jp 担当 : 森本 博行 >> I-CALL予約システム解説コンテンツ >> |